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〜〜 キャットスーツ 〜〜


休みの取れた土曜日。
「今日、ネコが届くよ」
突然の素敵な話に、パアアアアッ!と明るい顔になる私。
「ほんと!いいの?! 良一大好き〜〜!!」
「ま、喜ぶのは届いてからだ」
「サラちゃんみたいな猫だといいなぁ〜」
「いや、性格はかわらないと思う」
「『わからないと思う』でしょ?」
「ああ、ま、そうだね」
なんか、やなヨカーン。

― ピンポーン ―
「キターーッ!」
ドドドと、まるで子供の様に玄関に向かう私。
今は別に拘束されてないから平気。
「はーい」
「お荷物です」
「はい、ハンコ」
「まいど」
「ご苦労様ぁ」

受け取ってがっかり。
別な荷物だったみたい。

「お、来た?」
「違った。軽いし。 だいいち動物って宅配できるの?」
「それそれ、それだよ」
「エーッ? 猫じゃないじゃん」
「開けてみな」
さっきのやな予感、的中?

歩きながら、ビーッとテープを剥がし、小ぶりなダンボールを開けると、
ビニールの塊が3つか4つ。
良一はソファでニヤニヤ笑ってる。

あたしはダイニングのテーブルにその箱を置き、中身を出して並べる。
大きなビニールは中身真っ黒な……洋服?
あとは、髪留めに使うカチューシャ。
柔らかそうな皮の手袋?
三角の毛玉?が2つ。
そして……やだ、ペニスギャグ?これ。
最後に……いやああ! ディルドーが2本付いた、長い尻尾が入ってる!

「へんなもの〜〜」
「それがネコさ」
「これのドコが猫なのよぉ!」
「黒いの着てよ」
「どれ?」
「全身タイツが入ってるでしょ?」
「ああ……」
どうせそんな展開だろうと思ってたけど……

思い切りムスッとした顔で良一を睨み、
大きなビニール包みを開ける。
真っ黒な軽い布切れを拡げると、頭、手足まで全部包まれる全身タイツだった。
これ自体は着た事あるし、全部ラバーの方が着るチャンス多いから、
タイツ生地なら、むしろ楽だ。
良く見ると、背中チャックではなく、前チャックだった。

「あ、そうだ、支度しないとダメなんだっけ。 服脱いでおいて」
「あううう」
しぶしぶ部屋着を脱ぐと、良一が貞操帯の鍵を持ってきた。
「トイレ、おっきい方はいつした?」
「さっき〜」
「なら、いきなりでもいいか」
何の話かわかってても、敢て無視する私。

良一は私の貞操帯を外すと、ディルドーを消毒し、
スキンを被せて、ネジを緩めた。
そのディルドーの塊は、カーブを描いたアルミのレールに、
太目のディルドーが2本と尻尾が取り付けられていて、
ネジを緩めるとそれぞれの間隔が調整できるようになっている。

「四つん這いになって」
良一は、尻尾のネジを緩め、レールの一番端で締めると、
お尻にワセリンを塗り、アソコにローションをたらして、
容赦なく同時に押し込んできた。

「あっくう…… 心の準備がないとキツいね」
それでもトロトロに塗り込まれると、先端をヌルリと受け入れてしまう。
「ねぇ、ねぇ、ゴリゴリって入れないでね」
「そうは言っても……よいしょ」
「あヒッ!!」
アソコからびゅるっとおつゆが染み出た気がする。
「あ、急にすべりが良くなった」
「ひどい〜」
「これなら平気じゃない?」
「あヒャ!あヒャ!あヒャ!あヒャ!」
「へんな声出すなよ」
「だってぇ〜!デコボコが通過するのがぁ〜!ゾクゾクするぅ〜!」
「もう入ったよ」
「ふう〜」
溜息ついてるけど、付け根が細くなってるわけではないので、
ミチミチに拡大されたまま、ぜんぜん落ち着かないんですけど。

カチャカチャと良一がネジを締めている。
差し込まれたディルドーの角度が固定されてしまうと、
ほとんど抜け出て来ない。
尻尾は軽く作ってあるみたいだけど、良一が手を離すと、
尻尾のゆらめきでディルドーが微妙にくじられる。

「尻尾がちゃんと尾てい骨の上に来るように……このへんがこだわりかな。
 ポニーガールとか、お尻から尻尾だから、ちょっと下過ぎで萎え」
「どうでもいいけど、二本差しってきつい〜」
「二本じゃないよ。 はい、あーん」
「うそぉ!」
「ほら、あーん」
三本目って……お口に?!
「え、遠慮するゥ……」
「ほら!あーん!!」
「わかったよぅ…… あ… あーーん……あぐぅッ!!」
「まだ余ってるな」
「んーーーー!!!んーーーー!!!んーーーー!!! オエッ!!」
「深い?」
泪目でコクコク頷く私。
「ま、とりあえずこれで留めて……」
「んんんーー!!」
うわ!
このペニスギャグって、猫の口周りが付いてる!
良一に首の後ろでベルトを固定されてしまうと、完全に私の口は猫の口になった。
「……」
その造形の完成度の高さに自分の状況も忘れて、思わず手で触れてみる。
ブラスチックが成型されたものに、細かな毛が植えたような処理がされているらしく、
肌触りはビロードのようだが、硬さは硬い。
テグスで出来たようなヒゲが数本植わっている。

次に、良一にカチューシャを嵌められた。
黒い幅広の、普通のカチューシャで、上の左右に留め金が付いている。


されるままのあたし。
あ!そうだ!
三箇所に三本差し込まれたまま、ゆっくり電話台へ向かう。
尻尾が揺れると、慣性でディルドー2本がくじられる!
ひいいいいいぃぃ!!

「あ、こら!動くなよ!」
もう喋ることができないので、電話台のメモ用紙に走り書きする。
『キャットスーツにナプキン貼って!』
良一に見せる。
「う〜ん、まぁ、いいか」
良一は風呂場へ行くと洗面台を漁って、
ナプキンを持ってきた。

良一はキャットスーツのジッパーを開けて、股間に相当する部分にナプキンを貼る。
そして、足の部分をたくし上げ、私の足の前へ差し出す。
私が足を入れて、良一が引き上げる。
反対の足も。
太ももまで上げたら、お尻の尻尾をスーツの穴に通して、そのままスーツを引き上げる。
今度は手を、ちゃんと指の形に作られた手袋状の袖に通す。

左右とも通したところで、肩までスーツを上げ、
首の後ろにくっついてるフード部分を後ろから被せられる。
目と口だけ開いた、同素材の全頭マスク。
よく伸びるから特に抵抗なく被せてもらえるが、
全身をストッキングで絞め付けられる感じは妙にキモチイイ。
ラバーほどきつくなく、快適というほどは自由が無い。

良一がネコの耳を出してきた。
これもプラスチック製だが、毛足が長くとってあり、耳の中から突き出てる毛も再現されてて、
非常にリアルだ。
良一が私の頭のカチューシャの位置を合わせて、フードの穴から留め金を出し、
そこに耳をパチンパチンと嵌めて行く。
留める振動が頭蓋骨に響く。

「あ、かわいい」
良一が笑ってる。
へんな気分だ。

足は普通にいつものブーツを履かされた。
やっぱり足首伸ばされると感じてしまう。
「変に猫足にするより感じるだろ?」
よけいなおせわ。



手は……
さっき見た革の手袋だ。
「手をグーに握って」
エッ?!
よく見ると、グーの形の手袋で、表面に肉球に模したこげ茶色の革のパッドが縫い付けてある。
きゃわいい!! ……って言ってる場合か>私。
げんこつのまま被せられ、位置を合わされ、手の甲側のジッパーを閉められた。
反対の手も。
手が猫の手になった〜!

最後に、手にいつものステンレスの手枷、足にステンレスの足枷、首にステンレスの首輪を着けられ、
手同士、足同士をチェーンで繋がれた。

ディルドーがきつくて立ってられないので、
悲しげな目を良一に見せ、その場でぐでんと横になる。
ゆっくり倒れないと、アソコとお尻のディルドーが〜!

結局お尻を下にして座るのはムリ。
四つん這いか、横向きに寝てるかしか出来ない。

「ちょっと立って。 うちのネコ、紹介するから」
……?
わかった!
鏡を見せる気だ〜!

ちょっと惨めだからいいよぅ。
遠慮するぅ〜!
ブンブンと頭を横に振る。

「だーめ。 しょうがないなぁ」
良一は移動できる姿見を持ってきた。

「んーーーー!!」
必死で抵抗!
「ほら、うちのネコ、かわいいよ」
かわいいって言うなよぉ!
「性格はかわらないけど」
それが余計だい!

あ。見ちゃった……

真っ黒なネコ。
ちょっと虚ろな、
ちょっと怒った目をしてる。
足元がブーツなのが異様。

手足を鎖で繋がれて……
金属の首輪嵌められて……
耳が、かわいい……

自分がネコにされた姿を見て、
じゅん…と濡れたのを感じる。
ナプキン敷いてて良かった。

しばらく見つめたあと、興奮を断ち切るように、
またゴロリと頭を床に下して、
こんどは自分の意思でネコっぽいポーズを取る。
サラちゃんを思い出して。

良一が私の前に座って、唐突に股間をまさぐる。
今は守ってくれるものが無い、無防備な私の股間。
ジッパーの合わせ目をずらして、股間にスルリと手を入れてきた!
「んんん!!」
とたんにネコの真似どころじゃない状態に!

ディルドーですでにかなりイイ感じにほぐされちゃってるソコで、
ディルドーの太さで前向きに押し出されてるクリトリスを指で弄ぶ。
「んんーん!」
イヤイヤして、前手枷の両手で股間をガードしようとしたら、
良一の左手でチェーンを掴まれてしまった。

「んんーーん!!」
ビクン!と股間を引く。
腰だけ跳ねて逃げても、すぐ移動量の限界になる。

最初の10擦りくらいで、もう完全にエッチなモードに入れられた。
もともと、何にもしなくてもクリトリスの刺激だけでイケちゃうあたしは、
この体勢に入られた時点ですでに10分先の未来まで決定されてしまったのだ。

何の拘束もディルドーも無い、ノーマルエッチの時でも、
良一は自分のモノに浮腫があったりすると、私をクリトリスだけで逝かせる。
ちょと物足りないけど、他人の手でオナニーしてるような、ヘンな罪悪感がキモチイイ。

いま、まさにそれを拘束の中でされている。
もちろん、ノーマルの時の何倍も感じる……

短めのチェーンで繋げられた足を、ぐでぐでと闇雲に動かし、気分の収まりどころを探る、
しかし、コーティングされた鎖が、いたずらにガチャガチャと味気ない音を立てるばかりで、
何も解決しない。

咽頭部に、口蓋垂を押し上げるほどにディルドーを差し込まれて、
嘔吐反射でオエッとなる直前なんだけど、微妙に長さが調整してあって、苦しさだけが残る。
吐いたらマジで大変だ。

その緊張感、絶望感ってすごい。
唾を飲み込むだけでも一仕事。
喉の浅い動きで飲み込む。
ちょっとタイミングずれると吐きそうだ。

鼻水が鼻腔の奥でプスプスと引っかかる。

緩い拘束の中で、もやもやともがいているうちに、
良一の指は完全にあたしのペースを掴んでしまっている。

「んん〜ん」
「んん〜ん」
「んん〜ん」

苦しい喉の奥から、精一杯甘い声を絞り出しながら、
良一の指技に身を委ねる。

気分的には、惨めな拘束の中で強制的にイカされる、というより、
普通のエッチの延長のような、甘い甘い気分……

「んんん……」
もう腰を引いて逃げようとするのを止めて、
良一に顔を擦り付ける。

サラちゃんのことを思い出し、
ゴリッと頭突きするように頭を擦り付ける。
うわ。
飼い主に甘えるのに、これはキモチイイぞ。
もう2,3発ゴリゴリ。

良一は右手で私のクリトリスをくちゅくちゅと弄りながら、
左手で私の頭を撫でている、

それが……気持ち良くて……

「んん〜ん」
「んん〜ん」
「んん〜ん」

勝手知ったる良一のクリ弄りのリズムは、
私がオナニーするときのリズム。

とはいうものの、完全な自分のためだけのオナニーなんて、
もう10何年もしていない。
貞操帯のままイカされるときの最後の一刺激とか、
途中まで一人でやって、最後に禁止されちゃうとか、
不完全な形ではあるけど。

そのリズムに乗せられ、ふわふわと運ばれる。
柔らかい全タイの締め付けが、
穏やかな包まれ感と拘束感を煽る。

勝手に尖ってきちゃった乳首の先が、
タイツ生地に押し戻される感じも悪くない。


ネコでいいよ。あたし。
こんなにゴロニャンとしてていいなら。


少し良一の指が早くなる。
私は眉間にシワを寄せ、
「んんんん!!」
と全身を駆け抜ける電流に喘ぐ。

快感のインパルスをやり過ごしたら、
ちょっとおふざけモードになって、
手の肉球で良一の体をポスン、ポスンと押す。
右手、左手で、交互に。
まるで猫が一番甘えた時に見せる、
ゴロゴロと喉を鳴らしながら、お母さんのオッパイを搾り出す手つきのように。

「んん〜ん」
「んん〜ん」
「んん〜ん」

あたし、多分、目がイッてると思う。
もう、何も考えられないもん。

「んん〜ん」
「んん〜ん」
「んん〜ん」

どんどん昇ってきた。

「ん!!」

「ん!ん!ん!ん!ん!ん!!」

ますますイカされそうになりながら、
両手で交互に良一の体を押してると、なんだか落ち着く。

「んん!!!」
んはぁぁぁ〜〜
クリトリス全体が熱くなる。
もう、もう、イッちゃうッ……!

「ん!ん!ん!ん!ん!ん!!」
「ん!ん!ん!ん!ん!ん!!」


もう……

イク……

ん……

んぐ。 ん……

「んああああああああああ!!!」
排水口口枷のように、顎のベルトで開口運動制限されているわけでないので、
喉までディルドーを突っ込まれていても、大口開けて叫ぶと「あ」の声が出せる。

「んああああああああああ!!!」
「んああああああああああ!!!」
「んああああああああああ!!!」

ブーツの中で、つま先を突っ張って、
眉間にシワを寄せ、
思い切り切ない表情をして、
なりふり構わず叫ぶ!

「んああああああああああ!!!」
「んああああああああああ!!!」
「んああああああああああ!!!」
「んああああああああああ!!!」
「んああああああああああ!!!」
「んああああああああああ!!!」

ビクッ!!

ビクッ!!

ビクッ!!
ビクッ!!

「……」
かすかに喘いでいるんだけど、もう、声にならない。

ビクッ!!

ビクッ!!

ずっと高みにいる。

ビクッ!!
ビクッ!!
ビクッ!!

ビクッ!!

ビクッ!!
ビクッ!!

高高度水平飛行……

……
……

ピクン!

ピクン!

ピクン!

……

ピクン……

ピクン……


ピクン……



ピクン……



ピクン……


……

……
……


潮が引くように、超快感がすこしずつ緩む。

蕩けた目で良一を見上げる。

良一は優しく笑ってる。

きゅううぅぅんん!!
甘く胸が締め付けられる。

言葉が見つからないよぅ。

手枷で繋がった腕を、
すっぽり良一の頭から被せて、
ぐいっと抱き締めた。

「あ!こら!」
体勢を崩して私の方に倒れ込む良一。
私の股間を、余韻に合わせて愛撫する手が、ずるんと抜けた。

「んああ…………」
ものすごく甘く心地よい快感のあと、
良一とキスしたい。
でも出来ない。

ぐっと抱きつく力を強くして、良一と頬を重ねると、
私の体も引っ張られてゴロリと仰向けになった。

「ん!いいいいいいい!!」
とたんに自分の体重が尻尾の付け根にかかり、
肉にめり込んだディルドー2本を突き上げられて、
快感の余韻を残したままの私の身体は、
勝手にまたイッた。

イッたというより、バババ!と脳に放電して、一瞬意識を失った。
でもそれは、ほんの一瞬だったらしく、気がつくとまだ良一の顔を抱き締めていた。

「ちょっと離して」
良一に言われて腕を抜く。
良一はキャットスーツのフードを捲ると、猫耳とカチューシャを外し、
私の後頭部で留まってるバンドの留め金をずらすと、
猫の口ごとベニスギャグを抜いた。
「ぷあッ……! あー気持ち悪かった」

良一はペニスギャグを傍へ置くと、カチューシャを戻し、
また私にフードを被せると、猫耳を戻した。
「まだやんの?」
「ちょっとしゃぶってもらおうかと」
「いやん」
「な、何で!?」
「だってぇ……何となく、しゃぶりたくない気分」
「なんでさ? 理由を言えよ」
「んー。 強いて言えば……」
「言えば?」

「猫だから」

「……ぎゃふん」




…って話なんだけど。 面白い?

あ。

甘甘すぎ?

……ごめん。



飼い主をヘコました罰として、開口ギャグ嵌められて、
さんざん舐めさせられたのは、また別の話ってコトで。


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